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   Message from "就職支援室" 就職相談雑感

 景気動向や労働市場を反映して企業の採用活動は早期かつ活発化している。10月に入ると、企業の採用状況が公開され始める。大学のガイダンス、就職情報等を参考に、自己分析、企業研究、OB.OG訪問をしっかり行い志望企業を絞り積極的にエントリーしてもらいたい。最近の採用動向を見ると、学生にとってフォローの風が吹いているが、有名企業は、厳選採用の方針を堅持している。求人倍率が高いからと自己分析、企業研究を疎かにするとエントリーシートの作成時、また面接時に苦労することになる。一方、学生の中には、自己分析や企業研究の段階で深刻に考えすぎ、肯定と否定を繰り返し、どんどん自分を追い詰め、前に進めない者もいる。このような場合は立ち止まらず、企業、OB.OG、就職支援室等を訪問し行動の中で問題の解決を図るよう助言している。また少数ではあるが「やりたい職業が見つかるまでの猶予期間としてフリーターでもよい」と考えている者もいる。どの様な働き方を選ぶかは自由であるが、職業選択の自由がある一方で選択に対する責任も負わなくてはならないのは当然である。そこで今回、投稿の機会を活用して正社員とフリーター(15歳〜34歳の若者のうち勤め先の仕事の形態がパート・アルバイトとする)を対比的に見て将来的にどの様な違いがあるのか見てみたい。

1、正社員以外の働き方を選んでいる若者の割合
(大都市の若者就業行動と意識調査)
   大都市圏で勤務している若者のうち、就職時正社員以外選択…48%
2、フリーターになった理由
   夢追求型(明確な目標所持)…13.7%
   モラトリアム型…46.9% 
   やむを得ず型(就職氷河期が影響)…39.4%
3、平均年収の差 ( )内は正社員‥フリーターは時給が多い
   フリーター20〜24歳…100万円(300万円)
         25〜29歳…130万円(350万円) 
         30〜34歳…125万円(400万円)
4、社会保障等
  年金、医療保険、雇用保険、労災保険、退職金、等いずれもフリーターは不利
 30〜34歳の80%が独身であり、35歳を過ぎると正社員への道は非常に厳しい
5、正社員として採用する場合の企業の評価
   マイナス評価…30% 
   プラス評価…04% (キャリア形成に一貫性がある場合)
   気にしない…62% (業種、企業規模による)
マイナス評価の理由は
・組織になじみにくい ・職業意識が希薄 ・責任感希薄・根気がない ・年齢相応の技能、知識がない

 以上のようにフリーターを選択することは、断片的な知識しか身につかず、ヒューマンスキルとかコミュニケーション能力が醸成されにくく職業人として低評価されている。もちろん雇用形態が多様化して選択の幅が広がっていることも、安易に職業を選ぶ遠因とも考えられ、また、中には一定の目標を設定し、その達成にキャリアを積み重ねている者もいるため、フリーターを選択した本人だけが悪いと片付けることはできないが、来年4月から厚生労働省がフリーターの職務経験を客観評価するチェックシートを作成する委員会を発足させ面接時に企業側に提出させ正社員への促進を図ろうとしているが、このことからもフリーターから正社員への道がいかに厳しいかが解かります。一度、相談室でゆっくり話し合ってみたいと思います。気軽に来てください。

※参考資料 総務省 「労働力調査」  日本労働研究機構アンケート 
厚生労働省「雇用管理調査」 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

就職相談員 仲路 敏臣

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