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 「キャリア・デザイン」は自己の価値を創造することです

 2005年6月に『「大買収時代」のファイナンス入門−ライブドアvsフジテレビに学ぶ』(日本評論社)を刊行しました。拙著のメッセージは日本の経営者に「企業価値の創造とは何か」を説明し、企業価値の創造のためには株主に目を向けなければならないことを伝えることです。ライブドアとフジテレビのニッポン放送をめぐる争いはどちらが勝ったのかと言われます。企業の戦いはありますが、同じように受験戦争、就職戦線といった具合に世の中にはたくさんの戦いがあります。戦いである以上「勝利」しなければなりませんが、企業にしろ、個人にしろ単に「勝利する」だけでは不十分で、「企業の価値を高める」「個人の価値を高める」ことが必要ではないでしょうか。
 さて、みなさんは「何をしているときに、自己の価値を高めている」と思いますか。「キャリア・デザイン」は自己の価値を創造することであり、それは「外部評価」価値と「自己評価」価値のギャップの認識から始まります。

@「外部評価」価値
 「他人から見つめられる」とはいわば外部評価を受けることでしょう。みなさん一人ひとりが誰かから外部評価されているとすれば、その結果はみなさんの「外部評価」価値です。「外部評価」価値の対象はもっぱら「自己の価値を高めている時間」であり、他人からあれこれ言われるのは嫌なものかもしれませんが、実は他人から評価を受けることがキャリアアップには必要なのです。
A「自己評価」価値
 「自分を見つめる」ことによって、「自己評価」価値を求めることができるでしょう。さあ、「自己評価」価値が「外部評価」価値より小さいときはどうしますか。これは一言で言えば、「本人の努力不足」ということになります。他人はあなたを高く評価しているのに、あなたはその期待にこたえていないことを意味しています。逆に、「自己評価」価値が「外部評価」価値より大きいときはどうしますか。これは一言で言えば、「本人のPR不足」ということになります。他人はあなたを過小評価していることになりますから、あなたは自分をもっとアピールする必要があります。「外部評価」価値と「自己評価」価値の大小関係によって、「自分が何をすればよいのかが分かる」のですから、キャリアアップのためには、他人から評価を受けることも、自己評価つまり「自分を見つめる」ことも必要です。みなさんは、「自己評価」と「他人評価」の認識ギャップを埋めるように、キャリアアップにつとめなければなりません。
 
「何にもなりたくない」「何もしたくない」というのであれば、みなさんは、ときどき「人間」でなくなっているのかもしれません。「キャリア・デザイン」とは、人生のそれぞれの時点で、「ある者になりたい」「ある事をしたい」という人生の目標をもち、「今の自分」のままで「その者になれるか」「その事をできるか」と考え、「なれない」「できない」となれば、「なれる」「できる」ように「人生を選択・設計」、つまり「キャリア・デザイン」を行う必要があるでしょう。キャリア・デザイン(個人の価値の創造)はみなさんの「自己分析」と「夢」から始まります。すばらしいキャリア・デザインとは、冷徹な眼で自己分析を行い、大きな夢をもって、夢を実現するためにキャリアアップに努めることです。

神戸大学大学院経済学研究科教授
滝川 好夫

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