ガイダンス・イベントCALENDAR MESSAGE   HOW TO就活・キャリアアップ Future!ONLINE
お問い合わせ キャリア形成支援page TOP 神戸大学生協TOP 神戸大学就職支援室

 さあキャリアデザイン始めましょう!―2004年度第2回文学部就職ガイダンスを企画して

 ティーンエイジャーのための職業ガイドブック『13歳のハローワーク』(2003年)という本の「あとがき」の中で著者の村上龍はこう書いています。「集団に入らなければ」という強制力が支配的だった終身雇用制・年功序列に基づく高度成長期には、「何をすればいいかわからない」という悩みは生れてこなかったし、力を持った集団(たとえば、大企業)に入りさえすれば、「どんな仕事をしたいか」という問いは不要だった。しかし、終身雇用制・年功序列が見直され、雇用体系が激変しつつある現在の日本社会に生きる若者には「何をすればよいか」とか「どんな仕事をしたいか」という問いが常に投げ掛けられているのだ、と。
 自分は「何をすればよいか」とか「どんな仕事をしたいか」という問いは、ティーンエイジャーだけでなく、就職活動を前にした本学の学生たちが行き当たる問いでもあります。最近、「キャリアデザイン」という言葉がよく使われるようになってきた背景にはこうした日本社会の変化があるように思われます。書店の就職関係のコーナーではタイトルに「キャリアデザイン」という言葉を冠した本が目に付くようになりましたし、今春、東京のある私立大学には「キャリアデザイン学部」という学部が新設され、受験生の人気を集めたそうです。
 では、このいささか言葉だけが一人歩きしている感もある「キャリアデザイン」とはいったい何でしょう? 「キャリアデザイン」は就職活動(ジョブ・ハンティング)と同じようなものと誤解されがちですが、そうではありません。卒業する時点で自分の適性・能力を踏まえて、自分にあった職種・会社を選ぶ就職活動とは異なり、「キャリアデザイン」は、人生という長いスパンの中で仕事というものを通して自己実現を図っていくことです。高度成長期の終身雇用制に基づく年功序列型社会では、就職活動イコール「キャリアデザイン」と言うことができたかもしれません。しかし、終身雇用制、年功序列という基盤が崩れ始めた現在の日本社会において、就職活動は「キャリアデザイン」の出発点にしか過ぎないのです。言い換えれば、就職活動は自分が「何をすべきなのか」とか「どんな仕事をしたいか」を真剣に考え、それをもとに自分を磨き、自己実現へと一歩近づく絶好のチャンスなのです。
 「キャリアデザイン」の出発点に立った学生たちを応援するために、このたび文学部学生委員会は文学部第2回就職ガイダンス(10月20日15:20〜、文学部351教室)を企画しました。第1部は広告・出版業界で働く卒業生を囲んでのワークショップ、第2部はR-CAP(リクルート適職分析プログラム)の受検会です。第1部の講師は、二人とも20代後半の女性で、転職を経験していて(そのうちの一人は結婚・出産を経て独立)、いわば、人生という長いスパンの中で今もキャリアデザインの途上にいる人たちです。このワークショップでは広告・出版とはどんな仕事かを研究するだけでなく、女性のキャリアデザインについて考えてみたいと思います。また、第2部のR-CAP受検によって、きっと自分は「何をすればよいか」とか「どんな仕事をしたいか」という問いに答えるヒントが得られるものと思います。
 さあ、このガイダンスを機にキャリアデザインを始めましょう!多くの学生の参加をお待ちしています。

文学部助教授(就職関係担当・副学生員)
                                山本 秀行

 お問い合わせ

神戸大学生協 組合員サポートデスク 
TEL:078-871-3691(学内線:2650) MAIL:career@coop.kobe-u.ac.jp
 

生協TOPへ神戸大学ホームページへ

お気付きの点がありましたらご意見下さい。 MAIL