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ショーワグローブ

コア技術の応用で新たな市場を切り拓く

 作業用手袋専業メーカーとして世界第二位の売上を誇るショーワグローブ。その成長性について、研究部の岸原氏にお話を伺った。
 私達のあまり知らない手袋市場だが、どのような要因が市場の拡大に影響を及ぼすのだろうか?それは、「取り巻く環境の変化」であると語る。例えば、新しい産業や製品の登場によって、これまでにない性能をもつ手袋が求められるようになることがあるという。精密機械の工場では、静電気やホコリの発生が製品の品質にとって命取りとなる。そのため同社は、静電気やホコリ・チリが立たないようにする特殊な手袋を開発した。更に、安全基準に関する法改正によって手袋に使用できる原材料が変わることがあり、そういった場合も、改良というかたちではあるが、製品が開発されるきっかけとなる。
 またショーワグローブでは、これまで取り扱ってこなかった業種・分野向けの手袋の開発にも挑戦しようとしているという。現在は自動車や電子部品などの工場向けや物流・土木建築向けの商品を製造販売しているが、医療関連をはじめとし、製品展開の余地はまだまだある。
 では、市場環境の変化に対応した新しい手袋を生み出したり、異分野に進出したりするためには何が必要だろうか。これまで築き上げた技術ではなく、全く新しい技術を一から開発しなければならないのでは?その私の予想は大きく外れていた。岸原氏は「一番いいのは、自社の持っている技術力とともに展開していく方法。コア技術の応用が有効だと考えている」と語る。コア技術とは、その企業が得意とし、さまざまな製品に応用できるような技術のことだ。ショーワグローブでは、防水性と水蒸気透過性を手袋にもたせる「透湿防水性加工」や、特殊な模様をつけることで高い滑り止め効果を発揮する「エンボス加工」がそれにあたる。現在は将来的な成長を見越して、コア技術の創出に力を注いでいるという。
 今回の取材を通して感じられたのは、やみくもに新しいものに手を出すのではなく、すでに持っている自社の技術や強みを足がかりとした着実な成長を志向する姿勢だ。作業用手袋に求められる性能に応えつづけるために、技術力へのあくなき探求は今も続いている。

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